労災指定病院の場合の追記あり<実録>人生初の労災体験/頸部捻挫で労災を使って通院



交通事故に遭い、念のための検査で検査代を保険会社が返金してくれた、
という経験があります。
でも・・・

生まれてはじめて労災保険で通院、治療を行う、という経験をしました



世の中、知らないことが多いよなあ、という体験だったので、備忘録も兼ねてブログ記事にします。

勝手に難しい、大変、なかなか申請が下りない、というイメージの労災。
あなたの中のイメージも変わるかも?




<実録>--------------------------------------------------

7月19日 勤務中に首をひねって激痛が走り、そのまま病院へ


バイト先のビルが古くて、部屋で細かく温度も風量も設定ができません。
ちょうど冷風がわたしの首から腰にかけて当たるのです。
社長に冷房を止めたいとも言えず、いつもは午前中部屋が冷えるまで我慢して、
社長が出かけたすきに風をこっそり弱めていました。

ぎっくり腰を過去何度もしたことのあるわたしは、
毎年夏になると冷えすぎでいつか「ピキ」っとやるのでは(ぎっくり再発)と
おびえていたのですが、

ピキっとやったのは首でした。



最初は少し痛いだけだったのが、

だんだんじっと座っていても我慢できない位の痛みになり、
怖くなってネットで病院を検索。


同じビルに接骨院があることがわかり、病院へGO!

保険証を持っていないのだけど、と伝えると、次回持って来れば差額分返金すると
言ってくれたので、そのまま受診。
問診票にいきさつを書いて先生に診てもらっていると、

「業務中のけがなので労災を申請されてはいかがですか?」


労災なんて、大きなケガや入院などの
もっと大変なことに使うのだと思っていたので、びっくり!

※落ち着いて考えると、昔働いていた会社で労災に該当するものを教わったことがあり、
その中に捻挫も入っていたなあ、と思い出しました※

首をひねったら、冷やす?揉む?温める?どれが正解?は、こちら→★




 
労災申請書の両面※内容によって申請用紙が異なります※

同日 バイト先の社長に労災をすすめられたと相談


社内には担当部署などないため、会計事務所に相談。
書類を用意してくれることになり、後日必要事項を記入、会社印を押印して
病院へ提出しました。

提出した書類は「業務災害用 様式第7号(3)」。


※治療を受ける病院が労災指定と労災指定外とでも申請用紙は異なりますし、
治療の種類や、労災を申請する内容によっても申請用紙は異なります※
※必ず事前に会社担当/治療病院/労災保険相談ダイヤルなどに確認してください※


会計事務書の話では、労災が認定されるまでわたしが10割支払い、
労災認定後に払った治療費が返金される、でした。
ところが、

病院に労災申請書を提出したら、すぐに前回の治療費を返金してくれ、
その後こちらが治療費を支払うことはありませんでした。


病院に会計事務所の話を説明したところ、
「うちはかかった治療費が労基から支払われるので、患者さんから治療費をもらうと、
二重で治療費を受け取ることになるので、受け取れないんですよ」
とのことでした。

以降、病院から毎月提出するよう指示があったので、
毎月労災申請書を病院に提出しました。




11月4日 労働基準監督署から電話がくる


会社に電話したけれど対応してもらえなかったから、と申請書に書いてあった
わたし個人の電話番号に電話がかかってきました。
※わたしのバイトは週1のバイトで、わたしが不在の日に労基は会社に
 電話をしたようです※

状況を説明してください、と言われ、どういった経緯で首をひねったのかを説明。
労災は病院ですすめられたことも伝えました。


現在の状態を聞かれたので、日常生活に支障がないほど回復したものの、
痛みが若干残るので、まだ治療中です、と答え、電話は終了。

電話を切った後で、通院は続けていいのか不安になり、
こちらから電話をして聞いたところ、

「こちらの上司に先程のお話を提出し、その後労災かどうかの認定がされます」


とのこと。病院への通院は問題ない、とも。



通知書

11月10日 労働基準監督署からハガキが届く


労基から電話があった後、ネットで調べてみたら、
労災に認定されないとハガキが届く、というのを見ていたので、
「ダメだったの?さかのぼって支払うの?」と思い開けてみたら・・・

「支給決定通知」でした。


しかも2枚とも。7月分と8月分なんだって。

年が明けて2月に、残りの通院分の「支給決定通知」がまとめて届きました。

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勤務中にケガなどをして労災で治療の場合、
※勤務中といっても、休み時間は該当しません※


業務災害・通勤災害について は、こちら→★
労災保険給付の概要は、こちら→★

(1)労災申請書に必要事項を記入の上、会社印をもらい、病院へ提出


普通の会社なら人事か総務の人が書類を用意してくれると思います。
用意してくれない場合は、労災保険給付関係請求書等ダウンロードのサイトにあるので、
該当の物を印字して必要事項を記入してください。
労災保険給付関係請求書等ダウンロードは、こちら→★
※労働保険番号が必要になります※

労災指定外病院へは毎月提出が必要
※念のため労災で治療している病院に確認、または労災保険相談ダイヤルで確認してください※
治療費を労災認定までは自分で払い(10割)、労災認定後に返金される場合と、
治療費は病院では払わない場合 があります。
詳しくは通院する病院か労災保険相談ダイヤル 0570-006031へご確認を。

(2)数か月後に病院からの請求書が労基に届くので、それから労基から事実確認の電話がくる



(3)1週間ほどで結果がハガキで届く


という流れのようです。


よく耳にする、

「労災を使うと会社が支払う保険料が増える」
「ケガくらいでは労災にはならないから手続きをしない」などはウソ

のようです。

少なくとも「労災の認定をするのは、会社ではなく労働基準監督署」です


労災対象の可能性があるのに、
会社が書類に押印してくれなかったり、書類用意を拒んだりされた場合は、
労災保険相談ダイヤル 0570-006031
へご相談を!
お仕事でのケガには労災保険は、こちら→★

療養(補償)給付の請求手続は、こちら→★
<これから労災申請する人のための問い合わせ先>
(請求書の記載方法、支給要件、給付内容等、一般的な制度についての問い合わせも)
労災保険相談ダイヤル 0570-006031

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さて、今回のことで不思議に思うのが、

過去に勤務中の仕事でギックリ腰をしたことがありますが、
その時病院では労災を勧められませんでした。


もちろん職場でも、です。(その時の職場は医療関係だったのに~!)

誰かが教えてくれる、とは限らないので、覚えておいて

もしかしたら?と思ったら、自分で すぐ労災保険相談ダイヤルで相談を!


それから、病院へかかるなら、とにかく早く!をオススメします。


もう少し様子を見てから、と自己判断して時間が経過してしまうと、
労災対象かどうかの証明がしにくくなるのだそうです。

今回の例でいくと、首をひねってすぐに病院へ行かなければ、
首の捻挫の原因が仕事中なのかどうかどうやって証明するの?というわけです。

この件の治療の後、再び別件で労災の手続きをすることになります


バイト先への通勤途中に駅のホームでつきとばされて転倒、前歯が欠けた!


首の捻挫の時とは書類の種類も全く違ったし、
この時は労災保険指定病院へ行ったので手続きも若干異なりました。

モロモロ整理したら、こちらのお話もブログにしようと思っています。

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【追記】(2018/7/12)

首の捻挫→ 労災指定外病院
突き飛ばされて前歯が欠けた時→ 労災指定病院 へ行きました。


違いをブログにしたかったのですが、詳しく書くための客観性が持てそうにないので、
ポイントだけ書いておきます。

●労災を使うなら労災指定病院の方が手続きが楽
→ 提出書類は1回のみ、病院側が慣れているので書き間違いも教えてもらえる
●労災指定病院検索は、こちら→★


●突き飛ばされた、など第三者が絡む場合は必要書類が増えます
→ 相談の電話をした時に指示を受けてください
●書き方も電話相談のところで教えてくれます


労災指定でもそうでなくても、どちらでも共通しているのが、

すぐに病院へ!そして対象箇所全部治療を!



病院へかかるのに日にちが空いてしまうと、労災が原因がどうか証明しにくくなるように、
別々の箇所の治療でも日にちが空いてしまうと因果関係を証明しにくくなるからです。


「知り合いが」「友達が」「会社の人が」「労基に相談しても無理だと言われた」
など否定的な話を聞いても信じないでください。


まずは相談を。親切に対応してくれます。
会社が書類を用意してくれない→ ネットで印字できます
会社が押印してくれない→ 相談時に印鑑を押してくれないと相談してください
書類の書き方がわからない→ 相談時に聞けば教えてくれます


繰り返しますが、「労災の認定をするのは、会社ではなく労働基準監督署」です。

事故の場合、警察へ届けるか否か


突き飛ばされてケガ=事故 になるわけですが、
犯人が捕まる可能性は悲しいくらい低いですが、

記録を残すためにも警察に届ければよかったと思っています。


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被害者、そして加害者にならないためにも!


●乗換に便利な車両には乗らない
●なるべく空いた車両を選ぶ(可能なら時間差通勤を!)
●降りる時には声をかける



ホント、世の中知らないことが多いし、当事者になって初めてわかることが多いわあ。
そして、「こうしておけばよかったんだ」と思うこともあり、こうやって記事にしている次第です。
この弱小ブログが、少しでも立てたら嬉しいです。




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